レースに挑戦してみよう!
レースには、『ロードレース』、『タイムトライアル』、『クリテリウム』、『エンデューロ』、『ヒルクライム』など、多様な形態のレースがあります。
レースへの挑戦は、ロードバイクを楽しむ1番の方法です。
日本では、『全日本自転車競技選手権大会ロードレース』を頂点とし、実業団レースなどがトップカテゴリーのレースです。
高いレベルになれば、本格的に体を鍛えて挑む必要がありますが、最近では、ビギナーでも楽しめるホビーレースも、数多く開催されるようになりました。
Ⅰ 初心者でもレースに参加できるの?
ホビーレーサーでも参加出来るレースには、年間を通して数レース開催されるシリーズ戦と、1レースごと開催されるレースが有ります。
関東・東海地区で開催されるシリーズ戦には、『バイクナビグランプリ』、『WIZSPOO』、『JCRC』などが主催するレースが有ります。シーズンの途中からや、1レースだけの参加もOKですから、手軽にレースを楽しむことが出来ます。
1レースごと開催されるレースは、主催者や会場など様々です。中には、『ツアー・オブ・ジャパン』や、『ジャパンカップ』など、プロが走るレースと併催され、同じコースを走れるレースも有ります。
Ⅱ レースってどんなもの?
レースの形態は、幾つか有ります。代表的なものは、主に市街地コースを決められた周回数で競うクリテリウム、峠の麓から頂上までのタイムを競うヒルクライム、決められた時間内にサーキットを何周出来るかを競うエンデューロなどです。
一般道を閉鎖して、街から街へ走る『ツール・ド・フランス』のようなレースは、残念ながら、なかなか開催されません。
しかし、毎年11月に開催される『ツール・ド・おきなわ』は、沖縄本島の北半分の一般道を使って開催される大きな大会です。数少ない公道レース、且つ開催時期がシーズン終了間際ということもあり、この大会を目標にするホビーレーサーも多い大会です。
Ⅲ レース情報を集めよう
一番身近なレースの情報源は、『バイシクルクラブ』、『ファインライド』、『サイクルスポーツ』など自転車雑誌でしょう。毎月、各種レースの情報が掲載されているので、それらを参考に参加するレースを選んで下さい。
また、最近は多くのレース主催者が、WEBサイトを用意しているほか、自転車情報サイトにも、様々なイベントの告知が掲載されます。過去のレース結果や、写真などの情報が載っていることも多く、レースの情報源として、とても便利です。
Ⅳ 思い切ってエントリーしてみよう
エントリーは、レースの主催者により異なりますが、その多くが『スポーツエントリー』などのWEBサイトで申込み可能です。
また、レースの多くは、年齢、性別、レース経験や実力などで、クラスやカテゴリーが分かれていますから、自分に合ったレースを選択できます。
Ⅴ 事前の準備が大切です
参加が決まったら、準備が必要です。自転車のメンテナンスは当然のこと、その他にもジャージ、ヘルメット、シューズ、グローブ、ボトル、ドリンク、補給食、工具、ポンプ、ローラー、保険証など、当日の持ち物を準備しましょう。
Ⅵ レース当日は、慌てず・焦らず・冷静に
当日は、体調をしっかり整えて、レース会場に向かいましょう。レースと言っても、そこにたどり着くまでが大事です。
あとは、レース中でも絶対に無理をしないように!