
自転車の種類
自転車には、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、その他にも様々な種類があります。
オンロードでスポーツとして自転車に乗るなら、ロードバイクがお薦めです。ロードバイクは、『ツール・ド・フランス』などでも使われており、タイヤが細く、軽量なので軽快に走ることが出来ます。
オフロードを走るなら、マウンテンバイクが最適です。タイヤはブロックタイヤで太く、ハンドルはフラット、サスペンションが付いており、オフロードを走破するのに適しています。
また、ロードバイクに比べ、アップライトなポジションを取ることが出来るため、通勤車として使用する方も大勢いらっしゃいます。
ロードバイクとマウンテンバイクの両方の長所を組み合わせたバイクが、クロスバイクです。タイヤがロードバイクの様に細く大きいので、軽快に走ることができ、主に通勤や、気軽なサイクリング、ポタリングに適しています。
用途によりバイクが異なりますので、お気軽に当店へご相談下さい。きっとあなたにぴったりのバイクと出会えます。
Ⅰ ロードバイクという自転車
細いタイヤと、下方向に曲ったドロップハンドルが特徴のロードバイク。軽量な車体は、オンロードのスポーツバイクの中で、最も高い巡航性能を誇り、街乗りからサイクリング、ロードレースまでカバーします。また、その軽快さから通勤用にも最適です。
ロードバイクの最大の特徴であり魅力が、そのスピードです。ロードバイクは、ライダーのペダリングパワーを効率よく路面へ伝え、効率よく高い走行スピードを実現します。その走りの爽快感、軽快感、体感スピードは最高です。
また、トレーニングを重ねて、徐々に走行距離を延ばしていけば、100km以上のロングライドも可能です。
つづら折りの登り、タイトな下りのコーナー、連なる丘越えのルートも、ロードバイクに跨れば、どんな道でも思いのままに走破することが出来ます。
Ⅱ ロードバイクを楽しもう
ロードバイクの楽しみ方は、乗る人それぞれで無限大にあります。ロードレース、エンデューロ、ヒルクライム、ロングライド、ポタリング、通勤、健康維持・・・etc
いつも見ている風景でも、ロードバイクで走ると、違った景色や新しい発見があり、楽しめます。
Ⅲ ロードバイクに乗ってみたいと思ったら
ロードバイクと言えるものは、安いものは7万円台位からあります。ですが、最初の1台の場合、10~20万円程度のものを入門用としてお薦めします。この価格帯であれば、各メーカーのラインナップも豊富で、目的に合わせてフレームやパーツを選ぶことが可能です。
もっと高いロードバイクも有りますが、最初から購入する必要はありません。ハイエンドなバイクになるほど、扱いもデリケートになるため、初心者には扱いにくい場合もあります。
Ⅳ ロードバイクのブランド
日本の他にも、イタリア、フランス、アメリカ、ドイツ、ベルギーなど、様々な国のブランドから、色々なロードバイクが発売されています。
気になるブランドを決めて、当店スタッフにご相談下さい。ブランドの特徴、素材、パーツなどについて、どんな疑問やご質問にも、丁寧にご説明致しますので、ぜひお気に入りの1台を見つけて下さい。
お気に入りのバイクで走れば、サイクリングの楽しさも倍増です。
Ⅴ ロードバイクのフレーム素材
ロードバイクといっても、使用されるフレームの素材は様々で、それぞれ乗り心地に特徴があります。
- 【カーボン】
- カーボンのメリットは、剛性やしなり、形状などを繊維の重ね方や製法によって自由にコントロール出来ることです。踏み込んだ力は逃がさず、路面からの振動は吸収してくれます。
- 数年前までカーボンはハイエンドバイクの象徴でしたが、今や入門用のバイクもカーボンになりつつあり、手軽にその性能を体験することが出来ます。
- 【アルミ】
- アルミフレームは、パリッとした乾いた乗り味と、低価格でも良く走るコストパフォーマンスに優れたところが魅力です。振動吸収性などはカーボンと比べると劣りますが、乗り比べて初めてわかる程度なので、初めての1台に適しているでしょう。また、振動吸収性を重視して、フレームのリア部分にカーボンを使ったカーボンバックモデルもあります。
- 【クロモリ】
- クロモリブデン鋼、通称『クロモリ』と呼ばれる合金が材料のフレームです。クロモリは、非常に優れた強度重量比を有した鉄鋼材です。
- その走りはしなやかですが、カーボンやアルミに比べて重く、ステンレスのような腐食耐性も、十分ではありません。
- しかし、そのルックスは、洗練され、細身で気品があり、伝統的なフレーム形状は美しく、人気は衰えません。速さを求めるのではなく、人よりも優雅にゆったりという方に特に人気があります。
- 【チタン】
- クロモリのようにしなやかでありながら、クロモリよりも軽量です。90年代のプロのレースでは、別のメーカーのフレームをわざわざスポンサーのカラーに塗り替えて使用する選手も居ました。素材の価格や、加工の難しさから、非常に高額なのも特徴です。