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サイクリング必須アイテム

サイクリング必須アイテム

 

ロードバイクを始めるには、メンテナンス用具やウェア類など、自転車以外にも揃えておきたい必須アイテムがあります。

 

Ⅰ ヘルメットとグローブ

 

ヘルメット

サイクリングには、常に危険が伴います。転倒などで、特に危険に晒される部分が、頭部です。落車時に頭部を守るヘルメットは、ロードバイクに乗る上で、最も重要なアイテムです。

 

道交法では、義務付けられてませんが、安全のため、必ず着用しましょう。

 

サイクルグローブは、ハンドルを握る際の掌の保護や、滑り止め、落車による怪我の予防、手の疲労軽減など、様々な機能を持つアイテムです。また、冬場はかなり指先が冷たくなるので、真冬用のグローブを着用します。

 

Ⅱ フロアポンプ(空気入れ)

 

ロードバイクのタイヤチューブに、使用されているバルブ(仏式バルブ)は、ママチャリに使われているバルブ(英式バルブ)と、規格が異なるのでご注意下さい。

 

Ⅲ パンク修理セット

 

パンク修理キット

サイクリングで、一番多いトラブルがパンクです。自分で修理出来るように、スペアチューブ、タイヤレバー、携帯用ポンプは必ず用意しましょう。

 

修理方法は、当店で教えますので、お気軽にご相談下さい。

 

また、パンク修理セットなどの工具は、サドルバックや、ボトルケージ用のツール缶に入れて走れば便利です。

 

Ⅳ ボトル

 

ボトルゲージ

サイクリングで汗をかけば、水分補給が必要です。それには、フレームに取り付けるボトルケージと、ボトルが必要です。

 

もっと快適に楽しむための+α

 

ロードバイクに慣れてきて、『もう少し遠くへ』、『もう少し速く』と思い始めたら、ぜひ追加で揃えておきたいアイテムを紹介します。

 

Ⅴ サイクリングシューズとペダル

 

ロードバイクに慣れないうちは、普通のフラットペダルを使用して、慣れてきたら、次のステップとして、ペダルと脚を固定するビンディングシューズとペダルを使いましょう。回転効率が格段に上がり、快適に走ることが出来ます。

 

ペダル

ペダルとシューズを固定する一番のメリットが、ペダリング効率の向上です。

 

一般的なフラットペダルでは、ペダルに体重を乗せて、踏み込むだけですが、ペダルとシューズが固定されていると、踏み込んだペダルを引き上げることで、スムーズな円運動になり、回転効率が格段に向上します。より快適にロードバイクを楽しむために、ぜひお薦めします。

 

ペダル

サイクリングシューズは、用途に応じ、大きく2種類に分けることが出来ます。

 

1つは、ペダリング効率を第1に考えられているロードシューズです。普通のシューズよりも、タイトフィットで、クリートは大きく、靴底も硬いため、パワーロスを限りなく防げるようになっています。ロードレースに出るような場合、通常こちらを使います。

 

次に、SPDタイプと呼ばれるシューズです。靴底には、ゴムが使われ、クリートも小さく、靴底のくぼみに収まります。そのため、歩きやすく、ツーリングや、街乗り用として良く使われます。逆に、クリートが小さい分、ペダルとの設置面が小さくなるので、ペダリング効率は、多少犠牲になります。

 

SPDタイプには、街乗りや、通勤に適したスニーカータイプと、長距離走行や、フィット感も考慮されたMTBタイプがあり、用途に合わせて選ぶことが出来ます。

 

Ⅵ ジャージ

 

ペダル

サイクリングは、発汗量が他のスポーツに比べ、多いだけでなく、峠を登って、すぐに下ることも多いことから、運動中の温度差が大きい特徴があります。

 

そのため、快適で、且つ下りで体を冷やさないよう、サイクルウェアは、吸汗速乾性に優れた機能を持っています。

 

また、素材の伸縮性が高く、立体裁断も施されており、ピッタリした着心地で、風によるバタつきが軽減されている他、ライディングポジションも取りやすいようになっています。

 

その他にも、背面に付いたポケットや、フロントのジッパーなど、自転車に乗るために必要な、様々な機能を備えています。

 

Ⅶ パンツ

 

サイクルパンツは、ジャージと同じく、高い吸汗速乾機能や、スムーズなペダリングが行えるように、伸縮性が高く、ぴったりフィットするように作られています。

 

また、長時間サドルに座りペダリングし続けるため、サドルに接地する部分を保護するパットが内側に付いているので、お尻が痛くなりにくいのも特徴です。

 

快適なサイクリングを楽しむためには、必要不可欠なアイテムといえるでしょう。

 

Ⅷ サングラス

 

サングラス

ロードバイクは、アウトドアスポーツですから、陽射しや風を防ぎ、ゴミ、埃、突然の雨などから、目を保護するサングラスは必要なアイテムです。

 

陽射しが眩しい時には、暗めのミラーやスモーク、夕方や曇りの時は、オレンジやピンク系、夜はクリアなど、シチュエーションに合わせ、様々なレンズがあります。

 

Ⅸ サイクルコンピューター

 

サイクルコンピューター

サイクルコンピューターは、スピード、ケイデンス、心拍数や走行距離などを表示してくれます。

 

また、ハイエンドモデルでは、GPS機能を持つモデルや、仕事量(W)を計測するパワーメーター、トレーニングデータをパソコンに転送し、管理出来るようなモデルもあります。

 

Ⅹ メンテナンスツール

 

メンテナンスツール

メンテナンスツールに関しては、前述のフロアポンプ、タイヤレバー、スペアチューブなどの他、揃えておくと便利なアイテムがあります。

 

基本的なアイテムとして、ディレーラー等の調整に必要なドライバー、サドルの高さや、ハンドル回りの調整に使うアーレンキー(六角レンチ)、メンテナンススタンドなどを揃えると良いでしょう。

 

Ⅺ ケミカル類

 

ケミカル類

チェーンやディレーラー用に、粘性の低い潤滑油のオイル、ホイールのハブや、ヘッドパーツの潤滑、ボルトの固着防止に使う粘性の高い潤滑油のグリスのほか、チェーンやディレーラーに、オイルを挿す前に油汚れを落とすディグリザーなど、何種類かケミカルを揃えておきましょう。

 

また、ロングライドを好む人や、小雨でも走る人は、粘性の高めのオイルもあると良いでしょう。最近のドライルブは、改良されてはおりますが、それでも長時間、悪条件の使用になるとオイル切れを起こします。

 

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