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FELT
F 24X
シクロクロスから、街乗り、ツーリングまで、幅広く使用できるキッズCXバイク
¥ 84,420(税別)
- Fxシリーズ
- ブランド
- コンセプト
- 製造技術
- マテリアル
- スペック
- サイズ
ロードで培った反応性を最大限注入したCXレーサー
目まぐるしく変化するシクロクロスのコースは、ライダーには高いスキル、バイクには究極の耐久性を求めます。FELTがサポートする選手はFXシリーズに、泥・砂・雪でも安定した操作性、ヒルクライムや障害物を担いで超える時には軽量性、どんなに泥まみれになっても新品のようなシフティング、完璧な制動力、コーナー直後の圧倒的な加速性を求めました。どれ1つ欠けても受け入れることはでいないと開発チームは突き付けられたのです。
世界トップクラスで闘えるバイクを完成させるため、何度もアメリカチャンピオンに輝いた実績のあるRyan Terbonとトライ&エラーを繰り返して、FELTが誇る軽量ロードレーサーであるFシリーズとシクロクロスの理想を融合させたFXシリーズが完成しました。理想の強度とネジれ剛性、ハードなセクションをものともしない走破性を確保しながら、Fシリーズ並みの軽量性を持つFXシリーズは、サポートライダーの要求に見事に応えたのです。
カーボン、アルミのフレーム素材にかかわらず、シクロクロスに求められる厳しい要求を満たし、オンロード、オフロードを自在に駆け抜けるシクロクロス専用モデルが、FXシリーズです。
Microshift Road Short Reach Lever
ブレーキング、シフティングレバーがハンドルに近く操作が楽になるショートリーチレバー。
Sub Brake Levers
キッズにも安心なサブブレーキレバーをドロップハンドルのアップバーに装着しています。
FELT STORY
"To design, develop and deliver the best bicycles in the world."
ジム=フェルトはモーターサイクルのメカニックで、ホンダ・ヤマハ・カワサキなどのために仕事をしており、トレーニングとしてトライアストンにも取り組んでいました。モーターサイクル業界にいるジムにとって満足できるトライアスロン用のバイクは当時なく、ジムは自分でフレームを試作していました。制作にあたり、空気抵抗の削減とライダーのポジションの最適化を重視したジムは、幾度も風洞実験を重ねてバイクのデザインを練り上げました。
そのバイクの噂はEASTON社に伝わり、フレームチューブの開発を任されるようになりました。独自の理論でアルミ素材のブレンドから成形までを手掛けたチューブは、GT・トレック・スペシャライズドなど名だたるブランドに採用されました。同時にアイアンマン世界チャンピオンのポーラ=ニュービーフレジャーのためのバイクを製作するプロジェクトも進め、開発したバイクでポーラは4度目のアイアンマン世界チャンピオンになりました。
最初のトライアスロンバイクを作ってから10年後に、ジムは自転車産業界に広く顔の利くビル=ドーリング、欧州市場のディストリビュータとして活躍していたマイケル=ミュルマンらと、ドイツでFELT社を設立し共同経営に乗り出しました。そして、独自の理論によりアスリートの能力を極限まで引き出すフレームを開発し、ツール=ド=フランス、世界選手権、五輪、アイアンマンで数多くの勝利を獲得したFELTは、世界で最も尊敬されるレーシングブランドの一つになりました。
”To design, develop and deliver the best bicycles in the world.”という言葉は、会社を大きくすることなどではなく、実直により良い製品づくりを目指す3人の共通した思いを表しています。近年では、他社が追随するカーボンフレームの新しい成型方法をいくつも導入し、ブランドのルーツでもあるエアロダイナミクスにおいては世界トップの製品を常に送り出し、さらなる進化を続けています。
FELTの限界への挑戦は決して終わることがありません。
FAST,LIGHT,SMOOTH
この3つの要素はFELTが開発するフレームに求める永遠のテーマです。それぞれの要素は相互に関係しながら成り立っており、1つの要素が増強しても減退してもバランスが崩れ総合力を発揮できません。軽さだけを追求すると剛性が低下し速さが犠牲になります。速さのみを追求し剛性を高めれば快適性が犠牲になります。FELTのすべての製品開発に共通するのがこの3つのバランスなのです。
FELTのフレームはそれぞれのサイズで乗り味が異なるという事実
通常、同じ素材でフレーㇺを作った場合、小さいサイズは硬く、大きいサイズは柔らかくなります。しかもライダーの体格やパワーによって求められる剛性は全く変わってきます。
FELTではパワーが低く小柄なライダーと、パワーが高くフレームへの負荷が大きい大柄なライダー、それぞれに最適な剛性とライドフィールを求めて、フレームサイズごとにチューニングを施しています。
チューニングはエントリーのアルミバイクからハイエンドバイクまですべてのバイクで施されており、パイプの厚み、バテッドの箇所、テーパー加工の角度、接合面積、カーボン素材のブレンド、繊維を重ねる角度、そしてジオメトリーなど多岐にわたります。
時間とコストはかかりますが、"FAST,LIGHT,SMOOTH"なバイクを市場に送り出すためにFELTバイクに欠かせないチューニングです。
デザインプロセスのスタート
FELTのバイクは長い年月をかけて幾度の試行錯誤を重ねて開発されます。高性能なバイクを可能な限り多くのライダーに提供する為のFELT独自のデザインプロセスです。
まず、開発を始める前にエンジニア、プロダクトマネージャー、そしてサポートライダーら、各分野のエキスパートが、それぞれ自らの理念をぶつけ合います。このオープンディスカッションこそが重要なもので、新モデル開発のコアを決定づけることになります。目指すものが明確になることで、デザインプロセスはスタートします。
最新のコンピューターソフトウェアを駆使した設計と開発
新しいバイクはバーチャルの世界でまず息を吹き込まれます。CADを用いコンピューター状に描いた3Dのフレームにすべてのコンポーネントを組み込み、完成車としてみた各部の機能性や耐久性を幾度もチェックします。
そして、FEA(有限要素解析法)、CFD(数値流体力学)などの最先端のコンピューターソフトウェアを駆使し、チューブ径や形状、厚さのデータを何百時間も費やして解析します。剛性や快適性、路面追従性、そしてエアロダイナミクスなど求めるライドクオリティーを実現するまで何百回もフレーム形状が見直されます。ここにFELTが積み重ねてきた経験が活かされます。
やっと完成したデザインを、今度はFDMと呼ばれる3Dプリンターで現実に形にします。この3Dプロトタイプはウインドトンネルに持ち込まれ、数えきれない回数のテストと微調整を繰り返します。エンジニアチームが完全に満足する性能を実現して初めて、カーボンモールドマシーンは始動します。
FELTファクトリーラボとウインドトンネルでのプロトタイプ解析
カーボンモールドが完成すると様々なカーボンブレンドとレイアップによるプロトタイプ製作が始まります。そしてFELT開発オフィスにあるファクトリーラボにて専用の試験機を使って剛性や路面追従性をチェックし、プロトタイプへのフィードバックを繰り返します。カーボンマテリアルのブレンドやレイアップは非常に繊細な作業ですが、剛性、耐衝撃性、路面追従性、ライドクオリティーを決定づける重要なプロセスです。
同時にエンジニアチームは完成車になったプロトタイプをウインドトンネルにも持ち込み、フレーム形状の改良を加えていきます。FELTにとってウインドトンネルは、完成したバイクの性能を確かめたり、マーケティングの道具として利用する場ではありません。ウインドトンネルはFELTにとって新しいバイクを熟成させる、開発に絶対不可欠なものです。
品質と安全性へのこだわり
FELT社ではCPSC(アメリカ消費者製品安全委員会)が求める数値を大きく上回る社内規格を設けています。強度、剛性、制度、表面処理。ファクトリーラボでは、厳密な安全試験が日々繰り返し行われています。コンピューター上での趣味レーション、プロライダーによるテストライド、そしてファクトリーラボでの安全試験。これら全てをクリアした製品だけが市場に出ることを許されます。
FELTデザインの哲学
プロトタイプをテストライドするのはプロライダーだけではありません。FELTのスタッフは一人一人が熱狂的なサイクリストであり、一人のサイクリストとして自社のバイクを厳しい目でチェックします。目指すところは、全ての製品にFELTらしい最高のライドフィールを与えることです。
最終段階で開発チームとプロライダーが納得しなければ市販化されることはありません。簡単に開発し、それなりの価格で市販することは出来ますが、それはFELTの選択すべき道ではないのです。
時間はかかっても、より良いバイクだけを生産していくことが、FELTのデザインを貫く信条です。
フレームの魔術師の理想を体現
ジム=フェルトは、イーストン社においてアルミパイプの開発を手掛け、数多くの名作パイプを生み出しました。『フレームの魔術師』と呼ばれる彼が、30年間に渡り追求してきた理想を具現化したアルミフレームが、FELT Custom Butted Alloy シリーズです。
アルミパイプの素材からチュービングまで100%自社で設計を行い、ジム=フェルトが求める”FAST,LIGHT,SMOOTH”のバランスを実現しています。
フレームサイズごとのチューニング
同じアルミパイプでフレームを作った場合、小さなサイズは硬く、大きなサイズは柔らかくなります。これはライダーの体重から必要とされることと正反対です。FELTでは、トップチューブとダウンチューブの接合箇所、ヘッドチューブのテーパー角度、ダウンチューブのトップチューブのバテッド箇所、シートステーの厚みなど、多岐にわたるチューニングをサイズごとに施しています。
理想のパワー伝達力
カーボンフレーム同様、FEAによりフレームのしなりをコンピューターで解析。ペダルを踏んだパワーを、最大限ホイールの回転につなげます。プロ選手の入力にも十分耐える剛性を持ち、特にクリテリウムやサーキットエンデユーロなどの高速レースに最適です。
疲労を抑える快適性
ただ硬くて軽量なフレームを設計することはある意味簡単です。そこに疲労を軽減する振動吸収性を持たせるために、ジム=フェルトの長年にわたる経験が活きてきます。100kmを超えるライディングにおいても、路面からの衝撃をしなやかに吸収し、最後のスプリントの瞬間まで高い集中力を維持できます。
FLite Custom Butted 6061 Alloy
しなやかな6061アルミ合金をFELTの経験に基づきバテッド、ハイドロフォーミング加工し、高い振動吸収性を実現。
Model | F24x |
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Price | 84,420円(税抜) |
Size | 390 |
Color | マットフルオロレッド |
Weight | 9.48kg |
Frame | FLite Custom バテッド 6061アルミニウム、スレッドBB |
Fork | テーパードアルミニウム、クロモリコラム |
Headset | FSA IS3E インテグレーテッド、1.125" |
Stem | Felt SuperLite |
Handlebar | Felt K:1、Ø26.0mm、360mm |
Shifters | Microshift Road ショートリーチ |
Front Derailleur | Microshift Road バンド式、Ø31.8mm |
Rear Derailleur | Shimano Sora ショートケージ |
Crankset | Felt CxR:K Road、155mm |
Chainwheel | Felt 40/28T |
Bottom Bracket | スクエアテーパー |
Freewheel / Cassette | Shimano、11-32T |
Brake Levers | Microshift Road ショートリーチ Tektro サブレバー |
Front Brake | ミニ V-ブレーキ |
Rear Brake | ミニ V-ブレーキ |
Saddle | Felt |
Seat Post | Felt Superlite 6061、 Ø27.2mm |
Seat Post Clamp | Felt シングルボルト、Ø31.8mm |
Rims / Wheelset | Felt CxR24 |
Front Hub | Felt R4、シールドベアリング、24H |
Rear Hub | Felt R4、シールドベアリング、24H、9-スピード |
Spokes | 1.8mm ステンレス |
Tires | Kenda Happy Medium、24 x 1.125" |
Accessories | フラットペダル |
Size | 390 |
---|---|
Head Tube Angle | 70.5° |
Seat Tube Angle | 74.5° |
Top Tube Horizontal | 465 |
Head Tube Length | 110 |
Seat Tube Length | 345 |
BB Drop | 40 |
Rear Centre | 380 |
Front Centre | 905 |
Wheel Base | 1026 |
Stand Over Height | 580 |
Fork Length | 360 |
Fork Offset | 40 |
Reach | 333 |
Stack | 471 |
適応身長(cm) | 135~145 |