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ANCHOR
RL6 EQUIPE
アルミ素材でのカーボンロングライドの乗り味を、105の操作性とオリジナルカスタムで
¥ 90,000(税込)
- 商品説明
- PROFORMAT
- テクノロジー
- フレームセット
- 105
- サイズ
ロングライドバイクとしての理想的な乗り味を、PROFORMATを用いてアルミ素材で実現したロングライド用アルミロード。輪行などの扱いにも耐えるアルミの強度にシマノ・105の滑らかな操作性を加えた必要十分な性能と価格で、ロングライドを楽しめる。細かく設定されたフレームサイズに加え、ハンドルバーやステムなどセレクトパーツの変更、エッジスタイル/シンプルスタイルのカラーも選べる。将来のDi2電動コンポーネントのケーブルフル内装にも対応する。
PROFORMAT~ブリヂストン中央研究所と共同開発した新思想
推進力最大化解析技術(Propulsive Force Maximization Analysis Technology)
アンカーはこれまで長きにわたり、走りを数値化し、フレーム作りに フィードバックすることを命題としてきた。自転車というプラットフォームの中に無数にある、わからないことを一つ一つ理解する。これを数多く繰り返し、理想とする走りを追い求めてきたのだ。自転車の開発というのは、とても小さな変化を見つめていく作業である。しかし、その小さな変化を評価するのは、あくまで乗り手の感覚。経験を多く積んだ開発陣であっても、テストライダーの感覚を言葉にした評価を数字に変換し、次のプロトタイプの設計効果を推測するしかない。これまでの自転車開発の多くには、このような経験値や推測、感覚や言葉という、言わばあいまいな評価に頼る手法が取られてきた。その自転車開発の研究手法を一つ上のレベルに上げたのが、アンカーとブリヂストン中央研究所が共同で創り上げた推進力最大化解析技術『PROFORMAT』だ。自転車の推進力、すなわちペダルを漕いだときのエネルギー効率を最大に高めるため、フレーム各部の細かな変化や変形を数値データとして拾い上げる。そこから生まれた設計理論を、実際のフレームとしての感覚へ戻す。PROFORMATとは、この解析プロセスすべてを総称する、最新のフレーム開発システムの一部である。
フレーム造りで目指すのは一つ、 最適化
ブリヂストン中央研究所とは、(株)ブリヂストンの研究部門。社の主な製品である自動車用タイヤをはじめとするさまざまな製品の開発研究を行っている。なかでも専門である分析と計測、そして予測解析(シミュレーション)には数多くの実績とノウハウを重ねてきている。このアンカーとブリヂストン中央研究所との共同研究により、自転車選手が感覚として感じている『求められる性能』を、これまで以上に正確に解析、数値化することが可能となった。バイクにかかる応力だけでなく、伝達効率、素材、空力、形状、寸法、人、強度、剛性、重量などをトータルで考慮し、人が自転車に乗ったときの感覚を精緻に数値化する。こうした総合的なシミュレーションを行い、“レースで勝つ”、“長く快適に乗る”といった目的別に、フレームの最適化を目指しているのだ。
ライダーを含めた細かな走り分析と予測
2013年のあるプロトタイプのインプレ試験にて、開発チームは選手からこんな意見を聞いた。
「"後輪を引きずる感じがする"と言うんです。ひどいときは"パンクしてるように感じる"とまで。なぜだろう? これは一体どういう現象なんだろう? もしかすると後輪のブレに関連するのでは? というところから始まったんです」
そこで開発陣は、後輪の舵角がなんらかの要因で進むべき方向とは違う方向に向いているのでは、 という仮説を立てた。そしてその仮説の証明のため、ブリヂストン中央研究所が持つ専門的な解析技術の応用を思い立つ。研究所の持つ最新の解析ノウハウは、ライダー乗車時にもフレーム各部の細かな分析を可能とし、その結果仮説通りのフレーム変形が見られた。さらに、その無駄な変形を抑えるよう予測シミュレーションした設計データを応用すると、実際のペダリング時にも後輪の舵角変化が少ないフレームが生まれた。「選手が言ったことは、やっぱり当たっているんです。それを設計陣でもわかりやすい物理現象に置き換えるのが、PROFORMATです」。
走りを数字に、数字を走りに、より正確に
PROFORMATを使っての研究結果を初めて応用したのが、ロードレーシングフレーム、カーボンモデルのRS9であり、アルミモデルのRS6だ。レースという極限の状況においても、バイクの推進力を可能な限り高めたことで、ライダーへの疲労を軽減し、速くする。
一方で、ロングライド用には疲れずに進む、という要素が重要になる。推進力を高める=人のエネルギー効率のロスを下げる、となるとむやみに剛性を高めるのではなく、しならせつつ疲労を軽減する。これがカーボンモデルRL9、アルミモデルRL6の設計思想だ。
こういった目的に応じたフレーム性能の最適化を、フレーム素材の選択や厚みの決定に至るまでシミュレーションし設計、その実車をさらに計測し証明できるPROFORMAT。アンカーがフレーム設計の根底としてきた『走りを数字にし、数字を走りに戻す』手法を、より科学的に、次のレベルへと引き上げた開発システムだ。アンカーの自転車造りは、PROFORMATと共にさらなる進化を遂げる。
理想のロングライド・カーボンバイクの乗り味を、アルミ素材で実現
カーボンの乗り味を、アルミで作り出す
RL6は、RL9の思想を受け継ぐアルミバイクである。すなわち素材にアルミを使い、カーボンロングライドモデルRL9の乗り味を可能な限り再現したものである。
「アルミの特性を活かした」アルミロードバイクではなく、むしろ「カーボンの乗り味をアルミ素材で追求した」これまでにないアプローチでのアルミバイク作りを行った。フレームを叩かないと、アルミだとわからないロングライドバイク。ロングライドにもアルミを、というアンカーの新たな提案だ。それを可能にしたのが感覚と数値とをつなぐ解析技術、PROFORMATである。
繊細な形状をアルミパイプで実現
アルミ素材の最大の利点は、カーボンのように扱いに気を使わずにすむことだ。ちょっとした衝撃でも、金属であるアルミは強度が高い。輪行旅行や飛行機輸送、ラフな扱いをしがちな若年層や扱いに慣れないビギナー層には安心の素材だ。そして手頃な価格にできるのも強みである。ただ自由に成形できるカーボンと異なり、造形の難しいアルミではその形をアルミパイプに置き換える作業が必要となる。形状が近づくと、その乗り味も近くなるからだ。カーボンの形状をアルミで表現するため、六角形、長方形などパイプの形を選んで置き換えた。アルミパイプの太さや径を精査し、チューブの断面係数(断面形状による応力などの指数)を計算、造形に知恵を絞った。そしてパイプを高圧空気で膨らます成形技術にて、RL9独特の形状をアルミパイプで再現。その形状は、完成時のしなりや強度などPROFORMATでのさまざまなシミュレーションでカーボンに数値を近づけた。フォークとタイヤ、走りに関わるパーツスペックもRL9に準じる。RL9と同じベント形状の、異なるカーボン素材でのフォークを備える。タイヤも25Cを標準装備、最大28Cまで対応する。
「カーボンに乗っているんじゃないか」
RL9の乗り味を、形状理論と物理数値を駆使し、アルミ素材で再現する、という試み。これはRL6プロトタイプの初のブラインド試乗テストでの、「カーボンモデルに乗っているんじゃないかと思った」というライダーの最初の一言が示すように、全体の乗り味をRL9に限りなく近づけられた。
細かい反応性を持つアルミ素材の特性を下げ、RL9の持つカーボンロングライドフレームとしての走り心地、長く走る気持ちよさをアルミ素材で実現できた。「アルミをカーボンに近づける感覚をつかめた」と開発陣は振り返る。
理想のロングライドの乗り味を実現したカーボン素材のRL9を、アルミ素材で実現するというプロジェクト。それがRL6だった。PROFORMATで感覚を数値化して作ったものを、今度はアルミという別の素材を使い、数字から感覚へと確かに戻せたのだ。アンカーは、あなたにもぜひこの成功を体感してもらいたい。
Price | 90,000円(税込) |
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Size | 390-420-450-480-510-540mm |
Frame | PROFORMAT Aluminium A6061 インテグラルヘッド |
Fork | Carbon Monocoque ベンド形状 スーパーオーバーサイズ |
Headset | VP-A66ACK ダイレクトインタイプ 上1-1/8 下1-1/4 |
Seat Post Clamp | φ31.8 バンド式 |
Weight | フレームセット1,990g(480mm) |
Price | 180,000円(税込) |
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Size | 390-420-450-480-510-540mm |
Frame | PROFORMAT Aluminium A6061 インテグラルヘッド |
Fork | Carbon Monocoque ベンド形状 スーパーオーバーサイズ |
Headset | VP-A66ACK ダイレクトインタイプ 上1-1/8 下1-1/4 |
Seat Post Clamp | φ31.8 バンド式 |
Handlebar | ANCHOR-NITTO M101Sφ31.8 | Stem | ANCHOR Aluminium |
Saddle | ANCHOR RACING M-WHITE / BLACK |
Seatpost | ANCHOR Aluminium φ27.2X300L |
Tires | BRIDGESTONE EXTENZA RR-2X 700×25C |
Wheels | SHIMANO WH-RS010 | Front Derailleur | SHIMANO 105 FD-5800 BLACK 直付けタイプ |
Rear Derailleur | SHIMANO 105 RD-5800-SS BLACK |
Cassette | SHIMANO 105 CS-5800 11S 12-25T |
Crankset | SHIMANO 105 FC-5800 BLACK 52-36T |
Bottom Bracket | SHIMANO SM-BBR60 68W |
Chain | SHIMANO CN-HG601-11 |
Pedal | なし | Brake Calipers | SHIMANO 105 BR-5800 BLACK |
Shifters | SHIMANO 105 ST-5800 BLACK |
Weight | フレームセット1,990g(480mm) |
8.6kg(480mm)ペダルなし |
Size | 390 | 420 | 450 | 480 | 510 | 540 |
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Top Tube Horizontal | 485 | 500 | 515 | 530 | 545 | 560 |
Head Tube Length | 110 | 120 | 130 | 140 | 155 | 170 |
Head Tube Angle | 70.30° | 70.30° | 71.30° | 71.45° | 72.15° | 72.15° |
Seat Tube Angle | 75.45° | 75.15° | 74.45° | 74.00° | 73.30° | 73.00° |
Fork Offset | 55 | 55 | 50 | 47.5 | 45 | 45 |
Front Centre | 574 | 585 | 582 | 585 | 587 | 597 |
Rear Centre | 415 | 415 | 415 | 415 | 415 | 415 |
BB Drop | 70 | 70 | 70 | 70 | 70 | 70 |
Wheel Base | 978 | 990 | 986 | 989 | 992 | 1002 |
Standover Height | 651 | 677 | 705 | 731 | 758 | 784 |
Stack | 507 | 517 | 532 | 543 | 560 | 574 |
Reach | 356 | 364 | 370 | 374 | 379 | 385 |
適応身長(cm) | 145~156 | 149~160 | 156~169 | 162~176 | 169~182 | 176~187 |