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毎年のことですが、今年もジャパンカップに観戦に行ってきました。 アジアで開催されるロードレースのうちで、最上位カテゴリーのオークラス(HC)に属するレースです。 その為、海外のトッププロが多く参戦する見応えのあるレースです。 今年は、ワールドツアーチームは TREK SEGAFREDO(トレック・セガフード) BMC CANNONDALE DRAPAC(キャノンデール・ドラパック) LAMPRE MERIDA(ランプレ・メリダ) ORICA BIKE EXCHANGE(オリカ・バイクエクスチェンジ) SKY(スカイ) プロコンチネンタルチームは NIPPO VINI FANTINI(ニッポ・ヴィーニファンティーニ) NOVO NORDISK(ノボ ノルディスク) が来日しました。 レースは、昨年と同様のコース、登坂距離1.1km、平均勾配8.5%、最大勾配14%の古賀志林道の上り坂を含む1周10.3キロ、それを14周144.2kmで行われました。 私は、古賀志林道の山頂付近の崖の上から観戦していました。(以下、そこから観戦し、実際に観た状況と聞こえてきた放送を基にしたレポートになります。) 今年も例年同様、初めから逃げ集団が形成されました。 メンバーは、宇都宮ブリッツェンの堀孝明、今年で引退するアンカーの井上和郎、キナンの助っ人外国人マルコス・ガルシアに、キャノンデールのマッティ・ブレシェル、最後に合流したのが戦闘力が未知数のベンジャミン・ヒル(アタッキ)の5人 逃げ集団が形成されて以降は、トレックのイタリア人、アラファチが先頭固定で集団をコントロール 集団からの追走を許さず、逃げ集団とのタイム差も徹底して抑え込んでいます。 正直、逃げ集団のメンバーは、ブレシェル以外は「かませ犬」なので、今年も最終周回を前に吸収されることが確実 唯一、逃げ集団で戦略的に可能性があるのは、ブレシェルを前で待たせて、終盤にプロトンからエースを発射、ブレシェルと合流して逃げる『前待ち作戦』のキャノンデールでしょう 集団を積極的にコントロールするトレックの総合力が勝るのか・・・ 前待ち作戦が成功し、勝利を引き寄せるかキャノンデール はたまた、何もしないで漁夫の利で勝利を狙うその他のワールドツアーチームが勝つのか・・・ 序盤から終盤にかけて4回ある山岳賞は、逃げ集団のメンバーで分け合って、淡々と逃げます。 最後の12週目の山岳賞が確定して、ようやくプロトンが本気モードになりました。 終盤まで、集団をコントロールしていたトレックのアラファチが仕事を終えてレースを降りると 13週目でランプレ・メリダが組織的にペースアップ その動きで、プロトンは崩壊、逃げも吸収 古賀志林道の登りで、チーム右京のプジョルが渾身のアタックを敢行すると 残ったのは、海外チームのエースとそのアシストのみ 日本のチームは完全崩壊蚊帳の外 トレックの別府、ランプレの新城も、先頭からは後れを取って入賞も難しいかという状況 最終周回に入ると 古賀志林道でアタックしたキャノンデールのヴィッレッラを チーム右京のプジョルとベンジャミン、オリカのパワーズとユールイェンセン ランプレのモーリ、スカイのピータースが追走しながら、古賀志林道の山頂を通過 もうこの時点で、ヴィッレッラの勝利がほぼ確定 あとは、ヴィッレッラをキャッチした場合に、オリカのどちらかが勝つかもという状況 最終的に、追走集団が機能せず 追走のオリカのコンビを振り切って ヴィッレッラが、単独でゴールラインを通過! プロ初勝利をあげました! 優勝:ヴィッレッラ(キャノンデール=ドラパック) 2位:クリストファー・ユールイェンセン(オリカ=バイクエクスチェンジ) 3位:ロバート・パワー(オリカ=バイクエクスチェンジ) トッププロの本気のアタックを肌で感じることが出来るのは、日本でココだけです。 気になる方は、来年はぜひ観戦に行ってみてください。 勝負の掛かった登り区間の彼らの走りは、私たちと違い過ぎて衝撃を受けると思います。
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JAPAN CUP CYCLE ROAD RACEに行ってきました
2016-10-26
毎年のことですが、今年もジャパンカップに観戦に行ってきました。
アジアで開催されるロードレースのうちで、最上位カテゴリーのオークラス(HC)に属するレースです。
その為、海外のトッププロが多く参戦する見応えのあるレースです。
今年は、ワールドツアーチームは
TREK SEGAFREDO(トレック・セガフード)
BMC
CANNONDALE DRAPAC(キャノンデール・ドラパック)
LAMPRE MERIDA(ランプレ・メリダ)
ORICA BIKE EXCHANGE(オリカ・バイクエクスチェンジ)
SKY(スカイ)
プロコンチネンタルチームは
NIPPO VINI FANTINI(ニッポ・ヴィーニファンティーニ)
NOVO NORDISK(ノボ ノルディスク)
が来日しました。
レースは、昨年と同様のコース、登坂距離1.1km、平均勾配8.5%、最大勾配14%の古賀志林道の上り坂を含む1周10.3キロ、それを14周144.2kmで行われました。
私は、古賀志林道の山頂付近の崖の上から観戦していました。(以下、そこから観戦し、実際に観た状況と聞こえてきた放送を基にしたレポートになります。)
今年も例年同様、初めから逃げ集団が形成されました。
メンバーは、宇都宮ブリッツェンの堀孝明、今年で引退するアンカーの井上和郎、キナンの助っ人外国人マルコス・ガルシアに、キャノンデールのマッティ・ブレシェル、最後に合流したのが戦闘力が未知数のベンジャミン・ヒル(アタッキ)の5人
逃げ集団が形成されて以降は、トレックのイタリア人、アラファチが先頭固定で集団をコントロール
集団からの追走を許さず、逃げ集団とのタイム差も徹底して抑え込んでいます。
正直、逃げ集団のメンバーは、ブレシェル以外は「かませ犬」なので、今年も最終周回を前に吸収されることが確実
唯一、逃げ集団で戦略的に可能性があるのは、ブレシェルを前で待たせて、終盤にプロトンからエースを発射、ブレシェルと合流して逃げる『前待ち作戦』のキャノンデールでしょう
集団を積極的にコントロールするトレックの総合力が勝るのか・・・
前待ち作戦が成功し、勝利を引き寄せるかキャノンデール
はたまた、何もしないで漁夫の利で勝利を狙うその他のワールドツアーチームが勝つのか・・・
序盤から終盤にかけて4回ある山岳賞は、逃げ集団のメンバーで分け合って、淡々と逃げます。
最後の12週目の山岳賞が確定して、ようやくプロトンが本気モードになりました。
終盤まで、集団をコントロールしていたトレックのアラファチが仕事を終えてレースを降りると
13週目でランプレ・メリダが組織的にペースアップ
その動きで、プロトンは崩壊、逃げも吸収
古賀志林道の登りで、チーム右京のプジョルが渾身のアタックを敢行すると
残ったのは、海外チームのエースとそのアシストのみ
日本のチームは完全崩壊蚊帳の外
トレックの別府、ランプレの新城も、先頭からは後れを取って入賞も難しいかという状況
最終周回に入ると
古賀志林道でアタックしたキャノンデールのヴィッレッラを
チーム右京のプジョルとベンジャミン、オリカのパワーズとユールイェンセン
ランプレのモーリ、スカイのピータースが追走しながら、古賀志林道の山頂を通過
もうこの時点で、ヴィッレッラの勝利がほぼ確定
あとは、ヴィッレッラをキャッチした場合に、オリカのどちらかが勝つかもという状況
最終的に、追走集団が機能せず
追走のオリカのコンビを振り切って
ヴィッレッラが、単独でゴールラインを通過!
プロ初勝利をあげました!
優勝:ヴィッレッラ(キャノンデール=ドラパック)
2位:クリストファー・ユールイェンセン(オリカ=バイクエクスチェンジ)
3位:ロバート・パワー(オリカ=バイクエクスチェンジ)
トッププロの本気のアタックを肌で感じることが出来るのは、日本でココだけです。
気になる方は、来年はぜひ観戦に行ってみてください。
勝負の掛かった登り区間の彼らの走りは、私たちと違い過ぎて衝撃を受けると思います。
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